1. |
東雲
02:28
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2. |
雨音ノウタ
11:22
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歌おう
逃げ延びた卑怯者も臆病者も
顔伏せた罪人も根を絶やした悪党の歌を
雨に打ち据えられ風に吹かれて
削られ粉々にバラバラに
流され飛ばされて沈んで引かれ合う
重力の中で凝縮される
固まるかさぶたの暗闇に引かれて
蠢く虫ケラの腹に産み戻せ
どぶネズミの胃袋の中で煮えたぎれ魂魄よ
腫れ膨れ上がれ
歌を
行き果てた尽き果てて朽ち果てた
打ち果てた旅人を
呼び止める雨音が
何もかも全てこの排水溝へ流れ伝って
落ちてくる
引かれ合い混ざりあう奴もお前もみんな一つに
みんな一つだ悪党も卑怯者もつなぎ渡すまで
勝者も敗者も裏切り者も臆病者も雨に打たれて削られて流れて落ちてこい
深海に沈んだ鉄屑の歌
荒野にぶちまけた星屑の歌
捻じれひしめき合う重力の中で
歪み煮えたぎり震えて響け
雨が洗い流していく
砂に埋もれた道を 削られた顔も
打ち据えていく雨が
知り得た全てを綻び朽ち果てた魂を
雨が洗い流していく
砂に埋もれた道を 削られた名前をも
打ち据え奏でて歌え
死についえた英雄達の綻び朽ち果てた
雨音の歌を
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3. |
灰ニナルマデ
07:53
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閉ざした心を凍った涙を炎の中に投げ入れろ
お前は独りじゃない
お前を一つしか無い 誰にも見る事のかなわない お前だけが見るお前の中の幻と
骨の白く光る瞬きと赤い腐肉の花の香りとが迎えたお前を祝福し続けている
ひり出せ月の黒いはらわた切り裂く糸を手繰り登る囚人たちの炎へ
燃やせ焼き尽くせお前を残らず
命は炎の中へお前と幻とを
登れ立ち昇ってゆけ黒い煙の影の道
焼け砕けた骨は誰かが続く白い道へ
赤い囚人達の炎を目指し誰かがここへ続いていく
恐れるな 光に立ち向かえ
濃く黒い影がしたたり支えている。お前を
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4. |
鳥
06:49
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instrumental
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5. |
潮風ニ吹カレテ
09:18
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残響が通る波幾重
もがいても足掻いて見せても
気泡は弾けて風浪に
波の華色浮く逆さまに
くぐる波達に生臭く
ちぎれる四角い波の穂が
行き止まりの岸へしがみつく
ふくらめ重なる荒磯波
いにしえの風の潮しぶき
巡り生臭い風が焼け焦げるとき
仄日に咽び泣く
煙の地平に耐えた
鋼鉄の心が
水平線のナマクラに
ぼやけと浮かぶ
蜃気楼の街に
振動よ伝われ
横たわるナマクラが
折れ曲がる程の
舟歌を歌って
漕ぎ進め黒霞敷く
硯の中の海を
潮風に吹かれて 生臭い風の中で
貪り喰え 歪な歯と顎で
這いずり廻れ 手足を得るまで
夢を見ろ翼をもがれるまで
致命的にも生き延びたなら
抑えきれない
溢れ出す
細胞の壁が
弾け飛ぶ
核が
魚達の目玉の渦の中へ
海月の呼吸の吹雪の中へ
生臭い潮風に吹かれて
焼け焦げた香りに変わるとき
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6. |
返照
03:04
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instrumental
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BIRUSHANAH Osaka, Japan
Tribal sludge metal band from Osaka Japan. Japanese scale melody and heavy guitar,hammered drums feat metal percussion.
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