1. |
明滅-Meimetsu-
09:35
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明滅する黒い光よ食い尽くせ太陽の火を
打つ鎖の音 登る魚の身体
堰き止めた七つの川を登る鱗
流れ溶け逆らう捻れ蠢めく鱗の色
白い黒い色 命の明滅
閃熱赤い旋風の中
照り映え湧く 赤い月影
宵闇攪拌する木々
枝葉走らせて
光屈させ割る 影を捻じ切って
月を掴む手を広げ 届かないと知っても
赤い青い 太陽の閃熱
圧殺された深海の色で
塗りつぶせ浮き上がらせろ
塗り潰せ真空の色で
沈んだ屍
腐乱した臓物を飛び散らせ輝かせろ
赤い月青い火白い水黒い木々目も眩む金色芽吹く土色照らす日の色
雨風 枝垂れる 枝葉の面裏
足掻き逆らう登る魚の鱗 腐り切る前に鎖を切れ
明滅する光がいつか届くまで
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2. |
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氷河の亀裂の中 突き進め
破裂した空の穴 終末を覗け
白銀に閃く 稲妻に
噴き出す間欠泉に乗って
この素晴らしい世界の今を楽しもう
憎しみ悲しみに満ち満ちた世界を
何もかも嫌いだなんて言うなよ
(流れ弾鉄屑の山の上からハッピーバースデー アイラブユー)
痛くも痒くも無い 苦しくも無い ただ物足りない
俺は今獣になりたい
今日のお前の素晴らしい日を祝う達成した喜びを共に祝いたい
愛しているから
俺は今獣になりたい
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3. |
廃坑-Haikou-
06:01
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残骸暗がり死しても生まれる沈殿した
無数の泡を噴き出し空へ昇るガスとヘドロは
腐った世界からでも 込み上げ噴き出す意欲はどこから来るのかを教えてくれる
荒廃し腐敗した地上の底の底
空洞化形骸化した地下の廃坑の中に響く歌が
反響し音が声になる生き物となる
奏でるのだ 生き返るのだ
幻の物語と歌を育むのだ
廃坑は暗くて湿っぽいけれど
歩く音が綺麗に響いている
何処か何か大切な物に繋がればまた必ず動き出す
水が溜まった所 ひどく落ち込んだ所 忘れられた所 風が吹き抜ける所
暗い狭い墓場 下る沈む水が
凍る眠る異世界 木霊返る響く儚い音
戻れない廃坑 行き倒れる願い
草木眠る異世界 変わる身体心
果てる波長
歌う歌が 廃坑の中で 魂喰らう 生かし続けるお前を
鐘は鳴り響く 打ち手反射して
歩き続ける足音
挑み続ける お前の
魂の塊がこだまする廃坑の中で
石ころの錣が跳ね返る首を付けたまま
石ころの錣が
勇気と意志を探している
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4. |
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死崩落喰らう星
世界をいかせ
花ある炎の掘る穴は
死この破滅、破壊かは爪は残し
いかせ常闇の都と世界
来る愛しまた耐えた美しく隠し苦痛耐えた魂歩く
軋む軋轢 亀裂 編む四季
生まれ舞う歌う葉は歌う生まれ舞う
六道揺蕩う髑髏
遠い壊滅滅亡没滅冥界音
切り裂く音風何故か遠く去りき
名は沼の底 暗く食らいつく墜落苦楽こそ飲まぬ花
巣は腐り泥彩り咲く蓮
死崩落喰らう星
巣は腐り泥彩り咲く蓮
死崩落喰らう星
巣は腐り泥彩り咲く蓮
名は沼の底 暗く食らいつく墜落苦楽こそ飲まぬ花
切り裂く音風何故か遠く去りき
遠い壊滅滅亡没滅冥界音
六道揺蕩う髑髏
生まれ舞う歌う葉は歌う生まれ舞う
軋む軋轢 亀裂 編む四季
来る。愛しまた耐えた美しく隠し苦痛耐えた魂歩く
いかせ常闇の都と世界
死この破滅 破壊かは爪は残し
花ある炎の掘る穴は
世界をいかせ
死崩落喰らう星
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5. |
君影草-Kimikagesou-
03:42
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instrumental
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6. |
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甲虫の弾丸が行き着く行き止まり
そこは蜘蛛の巣の切れ目裂け目の果ての果て
未だに光のみを捉える人々の目の届かない場所
蛆虫が彷彿する無思考亜回路が灯籠を灯す場所
蟻の巣に埋没し動かなくなった者を
硬い甲虫の器に流しイシノミの腹で叩き落とし込む
まともな奴らはそれらを化け物と呼んだ
作った奴らもくたばった奴らも重い音の染み込んだ城壁の中で酸欠に陥った
原色の強い絵画と蝶に溶かされてはちりばめられ狭間境界線を作った
虫は知っている暗闇を貫く迫力を
光を歪ませる振動 共鳴 共振を
抜け出せ蟲の牢獄を
貫く迫力で 本能と反射のまま抜け出せ蟲の牢獄を
覚悟を決めろ 虫は知っている
暗闇を貫く迫力を光を歪ませる振動と共鳴を
挑むか出直すか費やす出逢いも虫籠明日から紅天の川
挑むか出直すか荒野の砂を漕ぎかぶり糞転がすスカラベ
覚悟を決めろ虫は知っている
暗闇を貫く迫力を光を歪ませる
振動と共鳴を
甲虫の弾丸が行き着く行き止まり
そこは蜘蛛の巣の切れ目裂け目の果ての果て
未だに光のみを捉える人々の目の届かない場所
蛆虫が彷彿する無思考亜回路が灯籠を灯す場所
蟲の牢獄 震えて這い出せ 掻き出せ
掛け違えた枝葉の境を傷つき悶えて
一粒一欠片一搔き進む
這う舞う蠢く
一粒一欠片一搔き違う身体は
皆銃弾の様に研ぎ澄まされ
熱を帯び切り裂いていく自ら身体を
蟲の牢獄 柔らかな身体が硬い甲虫の器に変わる迄
小銃の握把が柔らかで温かな
木製である意味は
「躊躇ないで引き金を引け」
マグマを抱きしめ燃えて尽きて死んで消える
加速した時間は 凍てた超新星の光の長針 彗星の尾の短針
蟲の牢獄 貫き走れ 輝き放ちぶつかる血の火花
解体 崩壊 分解 飲み込む 喉越しに見る見える
再結合した世界を
瞬きで吸い寄せろ
肥大しきった大脳を飲み吸い尽くせ 突き刺したクェイサーで
獰猛に 本能と反射のまま
抜け出せ蟲の牢獄を
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7. |
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生きろ 果てなく 人間の
本能 へと 力無く 両翼
抜かれて 流刑と 堕ちても
三千の血と肉が 名を受けて
散華し道ひらく
色は 滲む 星へと 近づく
輪廻 沼に 累々と をちても
三千の骨と心 名を受けて
一念繋げ
歩調は三千一音の玉
慈しむ 蝋燭の火 果て無い
憎しみの 炎へ 轟け
散り濡れて るつぼへと
をよばずとも
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BIRUSHANAH Osaka, Japan
Tribal sludge metal band from Osaka Japan. Japanese scale melody and heavy guitar,hammered drums feat metal percussion.
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